がんこな指しゃぶりをやめること

赤ちゃんのころは偏った寝癖をつけないことが大切です。片方だけを向かないように、頭の位置を時々変えるように心がけ、枕の高さにも配慮しましょう。幼児期の悪い習慣では、指しゃぶりが一番多く見られます。二~三歳ごろのゆびしゃぶりは普通の生理的な現象ですが、五歳を過ぎても頑固な指しゃぶりが続くと、上下の前歯のすき間が

できて咬み合わなくなったり(開咬)、出っ歯になります。こうした悪い癖をやめさせることと、時には、指しゃぶりをやめさせる指導や舌のトレーニング(筋機能療法)や簡単な装置が必要となります。アレルギー性鼻炎や、扁桃肥大などで鼻呼吸ができず、口呼吸をしていて、常に口が開いた状態でいる事は、歯肉炎や不正咬合の原因にもなります。口を開いているというのは、歯を外側からくちびるで押さえるような力が弱くなり、前歯が出っ歯ぎみになり、口を閉めるとおとがいに梅干の様なしわができてきます。耳鼻科を受診して治療し、口を閉じて鼻で息をする習慣をつけることが望まれます。

 

「よくかむことは、あごと体を育てるたいそうです」

・よくかむと、消化も吸収もよくなります。ゆっくりよくかんで食べることは、消化吸収の要。かむことで食べ物の消化がよくなるばかりでなく、だ液も多く出て消化をいっそう助け、栄養の吸収をよくします。

・よくかむと、あごの発育がよくなります。咬むという運動をすることで、あごの骨や顔に筋肉の発育が促されます。咬まないために顎が小さくなると、歯並びが悪くなって、よくかめない、かむ力も弱くなってくるという悪循環を招き、健康上さまざまな問題が起きてきます。

・よくかむと、脳に血液がたくさん流れます。硬い餌を与えたねずみは、軟らかい餌を与えたネズミよりも、上手に迷路を抜けるという実験があります。老人性痴呆症は、歯のない人、かめない人に多いとも言われています。よく咬むことは、脳にいきいきと血液を循環させ、脳のすこやかな発達を促し、脳細胞の健康を守ります。

・よくかむと、歯が長持ちします。

かむことによって歯ぐきや口の粘膜はマッサージ作用を受け、リンパ液や血液の流れが促進されて、これらの組織の健康を保ちます。だ液の分泌もよくなって、口の中を清潔にします。まただ液ホルモンのパロチンは骨や歯を丈夫にするといわれています。よくかむことは、今使っている歯の健康ばかりでなく、体全体の健康にも貢献します。

・よくかむと、表情が豊かになります。

あごや顔の筋肉を発達させ、豊かな表情をつくります。また、顔全体の筋肉も口元の筋肉も引き締まって、いきいきした印象を与えます。

・よくかむと、ストレス解消に役立ちます。よくかむと、おいしさや歯ごたえを十分に楽しむ事が出来、満足感が得られるので、気持ちが安らぎ、ストレス解消になります。また、人には、食べたいという欲求と同様に、かむことに対する欲求があります。

スポーツ選手が競技でガムをかんでいるように、かむことでかみたい欲求が満たされ、ストレスを上手に逃がすことができ、「ここ一発」で実力を発揮する集中力が養われます。

<よくかむことの効用>

  •  消化・吸収が良くなる
  •  歯が長持ち
  •  脳の働きがよくなる
  •  豊かな表情
  •  ストレス解消
  •  集中力

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*